転職経験者に学ぶ!職種別転職体験談

訪問看護によるリハビリなので、移動中の車の中で気分転換しています。

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Kさん / 45歳 / 男性 / 埼玉県
転職前:リハビリテーション業
転職後:理学療法士(訪問看護リハビリ)

転職成功

-転職前の企業での業務内容を詳しく教えてください。
リハビリテーション科所属で脳血管疾患・整形疾患・内科疾患を中心に急性期から慢性期にかけてリハビリを行っておりました。
院内は医師・看護師・薬剤師・レントゲン技師・検査技師とも連携がしやすく不明な点等の解決が即座に行えました。
リハビリテーション科では週一回のカンファレンスがありました。私は司会進行を行っておりカンファレンスがスムーズに進める様に業務を励行してしました。
-転職を考えたきっかけを教えてください。
リハビリテーション科での分からない事は先輩に聞ける環境である事・医師、看護師常駐しているので安心して働くことができました。
急性期から慢性期まで幅広く対応でき学ぶ事は沢山ありました。患者様が慢性期に移行し自宅退院となった患者様が2~3か月経って再入院するケースが多々ありました。
在宅では身体面の管理を怠ってしまうケースが多い事に気づき院内でのリハビリテーションにおいて考え直さなければいけないと感じておりました。
-この業界だけはもっと続けたかったトイ業務があれば教えてください
他職種である医師・看護師・薬剤師・レントゲン技師・検査技師・管理栄養士が常駐しているので専門外分野でも確認しやすかったと思います。問題解決がスムーズで行えたので病院での業務はこの点で続けたかったと思います。
-転職活動はどのように行いましたか?
インターネットを活用し、退院後の経過を観察できる訪問看護ステーションを中心に探しました。
最終的に2社ほどピックアップ&アプローチし、職場、スタッフの雰囲気、社長のビジョンを聞かせて頂きました。自分が入社出来たら何ができるかを考え吟味しながら転職活動を行いました。
-転職後の会社に入社を決めた理由を教えてください。
地域密着型の訪問看護ステーションに従事したいと思っていました。
当社のビジョンは【地域に愛され信頼される医療】の実践と掲げています。自分の考えとビジョンが一致していました。
内定へのステップはセラピスト同行 部長面接・社長面接と進んで行きました。セラピスト同行時、セラピストに会社の雰囲気や、やりがいなど聞けた事・部長面接にて地域でどんな役割を担いたいかと聞かれ、主治医ならぬ主治セラピストのような存在になって利用者様に接したいと伝えた後、社長面施まで行きました。
当社の社長は比較的年齢も若く、マーケティング力が非常に高いと面接の時に感じており、このような会社で働きたいと感じていました。
社長は保険診療だけではなく自由診療にも着手したいとされていました。私はトリガー-ポイントセラピーを学習していたので自由診療生かせるのではないかと感じていたので入社を決めました。
-転職後の会社での業務内容を詳しく教えてください。
業務は利用者様のお宅で訪問看護リハビリを行います。
利用者様に目標・問題点・プログラムを設定し、身体機能・動作能力向上を図っていきます。
私は主任業務も行っておりスタッフの心身の状態の把握・利用者様の振り分け、利用者様宅から利用者様宅までの距離の精査を行っております。
自由診療にも着手していきたいと感じており、30代から50代の身体不調の相談・治療にも携われたいと感じております。利用者様獲得のため営業にも力を入れており、定期的に居宅支援事業所のケアマネジャーに当社の空き情報・訪問看護・訪問看護リハビリの必要性がある利用者様の有無を聴取しております。
地域で勉強会も開き、訪問看護に必要性・どのようなサービスを行うかをケアマネジャー・地域の利用者様に向けたセミナーを開催しました。
ケアマネジャーにリハビリの施術を行って体感じて頂く事も行っております。
-入社前のイメージと違っていたところはどんなところですか?
以前の職場は上司の命令は絶対でしたので、現在の職場の上司も同じかなと感じておりました。
筋が通る理屈であれば聞いてくれる上司に恵まれたので入社前のイメージとは異なりました。
社長は別の事務所に待機しているのであまり関りがないだろうと感じていましたが、定期的に顔を出してくれて気軽に声をかけてくれるのでアットホームな職場と思っております。
また指示待ちではなく自分で考えて動けるスタッフが多いのでイメージと違って各スタッフがビジョンを持っていると感じております。
-仕事の難しさ、辛さを感じた点はありますか?またそれはどのように克服しましたか?
モチベーションの低い利用者様に、リハビリの受け入れをスムーズに行っていただくことに苦労しました。
アプローチ法は利用者様・御家族様に寄り添い目標を共有する事。いきなりきつい訓練等を行わず、リラクセーションを行って受け入れやすくする事を行って克服しました。
スタッフの定着率が低かったので、スタッフの定着率を上げる事も苦労しました。
克服方法はスタッフの雰囲気を感じる事、一日一回はコミュニケーションをとる事を中心に改善し会社全体の士気を上げることにより克服しつつあります。
-仕事の中でやりがいを感じた部分はどこですか?
利用者様が住み慣れた環境で目標に向かって達成した時や私のリハビリを楽しみにして頂けるという事を聞いた時にやりがいを感じます。
居宅支援事業所へ営業に出向いた時、利用者様の依頼を頂いた時もやりがいを感じます。ケアマネジャーと信頼関係が出来た時もやりがいを感じております。
-転職は成功でしたか?失敗でしたか?
成功でした。
-なぜそのように感じましたか?
地域に根付いた医療を提供したいと感じていたためピッタリの会社でした。
私が新しい事業の希望をした時も、会社が受け入れてくれるなど柔軟な考えを持っている社長、会社なので、転職して成功だと感じております。
病院でのリハビリが終了になってしまい自宅に帰ってきてもリハビリを受けられないと不安に感じる方が非常に多いので、訪問看護ステーションの需要は高いので成功したと思われます。
-この仕事の個人的な楽しみ方を教えてください。
利用者様宅から利用様宅に移動する時は車移動なので気分転換が出来ます。
病院のように一日、院内などで業務をこなすわけではなく指定時間に利用者様宅でサービスを行えば業務として成り立つので、自分のペースで業務が行える点です。
利用者様の身体状況・家族構成・環境すべてが一人一人異なります。病院・施設のように身体面に注視しがちではなく幅広いアプローチが出来るので大変ですが楽しみの方が多いと感じております。
-この転職からどのようなことを学びましたか?
自分の行いたい事や希望をしっかり持ち転職活動を行う事で、高い確率で合致した環境が見つかるのではないかと思いました。
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